研究課題/領域番号 |
20591470
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 愛知淑徳大学 (2009-2011) 国立長寿医療センター(研究所) (2008) |
研究代表者 |
前野 信久 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 准教授 (90463207)
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研究分担者 |
加藤 隆司 国立長寿医療研究センター, 脳機能画像診断開発部・分子画像開発室, 室長 (60242864)
伊藤 健吾 国立長寿医療研究センター, 脳機能画像診断開発部, 部長 (70184653)
籏野 健太郎 国立長寿医療研究センター, 脳機能画像診断開発部・分子探索開発室, 部長 (50228475)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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キーワード | 核医学(PETを含む) / アルツハイマー病 / アミロイドイメージング |
研究概要 |
東北大学にてBF227-PET、MRI、神経心理検査を実施した56例(健常高齢者15名、MCI患者20名、AD患者21名)を対象とし脳萎縮、Aβ集積および各種神経心理検査との関連を検討した。MR画像による萎縮の程度は、AD群> MCI群>健常高齢者群の順に灰白質体積の減少が認められた。これはADの進行段階に応じた結果である。一方、BF227画像によるAβ集積の程度は、AD群=MCI群>健常高齢者群の順にAβ集積が認められた。Aβ集積がMCIの段階で既にプラトーに達していることが推測された。神経心理検査との関係では、萎縮の程度は認知機能に影響を与えるが、Aβ集積はADに至った場合、認知機能に影響を与えないと思われた。
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