研究課題/領域番号 |
20591474
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
今井 國治 名古屋大学, 医学部・保健学科, 准教授 (20335053)
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研究分担者 |
池田 充 名古屋大学, 医学部・保健学科, 教授 (50184437)
川浦 稚代 名古屋大学, 医学部・保健学科, 助教 (60324422)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 頭部CT検査 / 画質評価 / 画像診断 / 医療被ばく / 線量評価 |
研究概要 |
本申請研究の目的は、被ばく線量と画質との関係を明らかにした上で、頭部CT検査における最適プロトコール確立のための基礎情報を与えることである。この目的を達成するために、頭部ファントムを作成し、これを被検体として実験を実施した。頭部CT検査においては水晶体線量が最も高くなることがわかった。そこで、この結果をもとに、CT画像の画質について検討したところ、メーカ推奨値である120kV、252mAs以上に撮像条件を設定しても、水晶体線量の増加に見合う画質改善は認められないことが判明した。しかし、CT-Angiography(CTA)検査のような造影検査に関しては、100kVの使用が、被ばく線量軽減の観点から良いことが示唆された。
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