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2008 年度 実績報告書

IL13-PE38QQRポジトロン製剤と放射免疫治療薬開発の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 20591498
研究機関横浜市立大学

研究代表者

チュンポール ティララダノン  横浜市立大学, 特任准教授 (20448682)

研究分担者 井上 登美夫  横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (80134295)
康 芸  横浜市立大学, 医学研究科, 特任准教授 (60332607)
キーワードIL-13PE Cytotoxin / イメージング製剤 / 薬剤合成 / DOTA
研究概要

研究目的:IL13-PE38QQR(IL-13PE Cytotoxin)はIL-13受容体を標的として開発された分子標的抗腫瘍薬剤であり、米国ではglioblastoma患者を対象に第三相臨床実験が行われ高い効果と安全性が確認されている。すでに、Y-90を用いて新しい放射免疫療法としてはIbritumomab tiuxetanが米国で高い臨床実績を上げ期待されているが、Y-90IL-13PE CytotoxinのPET薬剤の報告はまだない。新たなポシトロン核種をIL-13PE Cytotoxinに標識するため、研究初年度はイメージング製剤の開発を目的とする。
平成21年3月31日までの研究実施計画:開発の研究を行い、CH_2CL_2中DOTA(1,4,7,10-tetraaza dodecane-N,N',N",N"-teraacid)に2-Bromoethylamine、HoBt、EDC(1-Ethy-1-3-[3-(dimethylamino)propyl]carbodiimide)を混合し、室温12時間させる。TLCで原料の消失を確認後、1H HCI(1mL)、AcOEtで抽出し、Na_2SO_4で乾燥し、ろ過た後溶媒を減圧下留去を行った。さらに、AcOEtで60度結晶化するとDOTA-BEAを得た。IL-13PE Cytotoxin(0.3mg,0.2mL)とDOTA-BEA(5eq,0.03mL),EtOH(0.37mL)中室温一夜反応させた後、反応液を6本わけて-20度で保存する。
研究実績:合成したDOTA-BEAはNMRで分析した。イメージング製剤として目的とするIL-13PE Cytotoxin DOTA-BEA(0.1mL)6本が得られた。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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