研究課題
基盤研究(C)
基礎研究では、ヒト大腸癌移植ヌードマウスモデルを用いて、消化器癌における「遊離DNA断片の長鎖と短鎖の比」に関して検討した。血清中に存在する「遊離DNA断片の比率」はマウスにおける化学療法の効果判定に有用であることが明らかとなった。臨床研究では、大腸癌患者の血清中に存在する「遊離DNA断片の比率」と臨床腫瘍学的因子との関連性を検討した。「遊離DNA断片の比率」は、癌・非癌の鑑別に有用であり、CEAやCA19-9よりも診断能が高いことが明らかとなった。
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Experimental and Therapeutic Medicine 1(1)
ページ: 331-336