研究課題
基盤研究(C)
食道癌に対する癌ワクチン療法の開発のため、扁平上皮がんに特異的に発現し、免疫原性を有するURLC10,KOC-1,TTKの3種類の新規癌拒絶抗原を同定し、標準療法不応の食道扁平上皮がんを対象として癌ワクチン療法(第I相試験)を実施した。安全性、治療遂行性に問題はなく、接種部位の発赤と硬結が認められるのみであった。10例中9例において、少なくとも3抗原のいずれかに免疫誘導がELISPOT検査で確認され、用いた3抗原の免疫原性が証明された。さらに、10例中2例において画像診断上、腫瘍の縮小が認められた。以上の良好な第I相試験の結果から、第II相臨床試験を立案し、現在、実施中である。
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