研究課題/領域番号 |
20591595
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
増田 英樹 日本大学, 医学部, 教授 (40173752)
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研究分担者 |
早川 智 日本大学, 医学部, 教授 (30238084)
高橋 泰夫 日本大学, 医学部, 准教授 (30339329)
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連携研究者 |
相澤 志保子 日本大学, 医学部, 助手 (30513858)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 潰瘍性大腸炎 / クローン病 / 炎症性腸疾患 / オステオポンテイン |
研究概要 |
研究当初は、潰瘍性大腸炎(UC)のT細胞機能に注目し、osteopontin(OPN)との関連性を検討したが、有意な関連性を見い出すことができなかった。その後、UCとCrohn病(CD)患者の血中OPNの測定や各種サイトカインの測定を行った。その結果、両疾患ともOPN値が臨床的活動指数と正の相関を示した。また、UCでは多種類のサイトカインがOPN値と強く相関したが、CDではIL-8のみであった。以上より、OPNはUCとCDの病態生理の違いを反映する重要物質である可能性を示唆する。
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