研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、胆管閉塞に伴う肝障害におけるPPARγの役割を解明し、治療への可能性を検討するものである。ラットの胆管結紮モデルでは、作用薬である「15d-PGJ2」(以下PGJ2)をラットに投与するとPPARγが胆管結紮後の肝障害に重要な役割を果たしていることが確認された。さらに、胆管炎モデルにおいても、PGJ_2を投与することは過剰な反応を抑制した。PPARγの活性化は肝障害治療のターゲットとなりうる可能性が示唆された。
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Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol 298(3)
ページ: G410-8