研究課題
基盤研究(C)
口径2mm程度の人工血管は未だ実用化されていない。その理由の一つに吻合部の狭窄があり有効な予防法はない。使用したピオグリタゾンは糖尿病治療薬でありながら細胞増殖を抑える効果が期待できる。まず静脈グラフトを腹部大動脈に移植するモデルを使用した。その結果、経口投与したピオグリタゾンは吻合部狭窄予防効果を有することが確認できた。現在2mmの人工血管周囲にピオグリタゾン徐放性シートを巻きその効果を確認中である。
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J Thorac Cardiovasc Surg. 140(2)
ページ: 408-416