研究課題
基盤研究(C)
虚血再潅流によるミトコンドリアの障害を抑制するプロポフォールの心筋保護効果を常温下にウサギ未熟心臓を用いて研究した。麻酔薬として広く使用されるプロポフォールは濃度及び投与法依存的に心筋保護効果を示した。最も高い保護効果は2μg/mlで認められ、過去に有用性を報告されたサイクロスポリンAと同等以上であった。しかしながら4μg/ml以上の濃度では濃度に比例した心筋抑制作用があり本薬剤の危険性も示された。