研究課題
基盤研究(C)
実験脳動脈瘤モデルにおいて、動脈と動脈瘤壁の機能維持および不安定化に関わる分子について明らかにするため、電子顕微鏡による内皮細胞形態と動脈瘤の大きさを確認した(JNeurosurg. 2005 Mar ; 102(3) : 532-5.)。動脈瘤の増大につれマクロファージの浸潤が増加し、occludin およびZO-1 の減少が著しいことが判明した。Occludin およびZO-1は蛋白分解系により制御されていることを明らかにした。さらにこれらのDegradation に関与する蛋白は高血圧とエストロゲン欠乏状態で血管壁に増加すること、またこの上昇にangiotensinII が一部関与することも明らかにした。これらの結果からタイトジャンクション蛋白の安定化が動脈瘤形成抑制に重要と考えられた。成果をまとめJ Hypertension に投稿し、受理された。
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