研究課題/領域番号 |
20591691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
西尾 実 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (40315891)
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研究分担者 |
間瀬 光人 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (60238920)
山田 和雄 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (90150341)
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連携研究者 |
櫻井 圭太 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (70453066)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 脳脊髄液減少症 / 低髄液圧症候群 / L-PDGS |
研究概要 |
髄液漏出患者6名、髄液漏出の無い患者6名の髄液および血清サンプルについてリポカイン型プロスタグランジンD 合成酵素(=L-PDGS)を測定した。髄液漏出患者群、髄液漏出の無い患者群間で血清中値及び髄液中値に対する血清中L-PDGS値の比を比較したがいずれにおいても有意な差を認めなかった。また低髄液圧者群、正常圧患者群間でも有意な差を認めなかった。腰椎穿刺部からの髄液漏出が発生した症例があったが、L-PDGSの血清中濃度には有意な変化は起こらなかった。L-PDGSは微細な髄液漏出があっても直ちに血清中濃度に反映しないため髄液漏出患者の指標とすることは難しいと考えられた。
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