研究課題
基盤研究(C)
頭部外傷性脳損傷(TBI)の治療薬でその臨床効果が確認されたものはない。我々は新しい神経保護作用の期待できる薬物として大黄の有効成分の一つであるエモジンの生体内投与による効果をTBIモデル動物を用いて検討した。記憶・学習に関係深いと考えられている海馬シナプス伝達の長期増強(LTP)がTBIのみの群で障害されて、TBI後にエモジンを投与した群ではLTPの障害が認められなかった。エモジンがTBI後の脳保護薬として有効であることを示唆する結果が得られた。
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