研究課題/領域番号 |
20591701
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
飛騨 一利 北海道大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (10238305)
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研究分担者 |
黒田 敏 北海道大学, 病院, 講師 (10301904)
七戸 秀夫 北海道大学, 病院, 助教 (80374479)
岩崎 喜信 北海道大学, 名誉教授 (00113522)
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キーワード | Bane marrow stromal cell / Transplantation / Cerebral infarction / Spinal cord injury / Diffuse axonal injury / Differentiation / Regenerative medicine / Functional restoration |
研究概要 |
ラット大脳脳挫傷モデルにおいてフィブリンがBMSC移植の際の有用なバイオマテリアルであることを証明した(J Neurosurg誌2010)。新規ポリマーを用いることでマウス脳梗塞モデルへのBMSC移植がより効率的に実施できることを確認した(Neurosurgery誌2010)。骨髄から得られる単核球分画にはBMSCのような脳梗塞に対する再生能力が乏しいことを発見した(Neuropathology誌2010)。慢性脳虚血モデルにおける認知機能の低下をBMSCの脳内移植によって抑制できることを世界で初めて発見した(Dement Geriatr Cogn Disord誌2010)。長波長蛍光物質でBMSCを標識してラット脳梗塞モデルに移植することで頭皮上から移植細胞を可視化した(Neurosurgery誌2011)。ラット脳挫傷モデルにBMSCを頚動脈から移植することで神経症状の改善を認めた(Neurosurgery誌投稿中)。老齢ラットのBMSCをG-CSFとともに培養することでその増殖や移植による治療効果を増強することができることを証明した(Cytokine誌投稿中)。ヒトBMSCを動物蛋白を用いない方法で培養してラット脳梗塞モデルに移植し、その治療効果を証明した(Neurosurgery誌2011)。同様の効果を小動物用MRIにて生体内でも確認した(Cell Transplantation誌投稿中)。ラット脳梗塞モデルにBMSCを直接あるいは経静脈的に移植して前者の方が高い治療効果を発揮することを光イメージングの手法を用いて明らかとした(Exp Neruol誌投稿中)。
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