研究概要 |
二重蛍光スペクトル解析システムの開発(黒岩・梶本) a.二重スペクトルを含めた分光輝度定量装置の開発(梶本) 我々の保有する405nmLED光源を用いて、分光輝度計を用いて蛍光を検出する。蛍光は、PC接続型の分光器にて蛍光スペクトルを得る。現在、プロトタイプは完成してあり、専用装置としてセットアップが完了し、蛍光スペクトルの臨床サンプルでのデータ収集が可能であることを実証した。 b.腫瘍蛍光および自家蛍光分離アルゴリズムの開発(梶本) 我々は、測定した全スペクトル波形(Whole)から、腫瘍蛍光(PpIX)と自家蛍光(Auto)を分離する専用アルゴリズムの開発に成功した(左図)。 更に、自家蛍光の成分(NADH、fravin, collagenなど)のスペクトルを、in vitroで計測し、そのスペクトル波形から自家蛍光の成分を分離・定量出来るアルゴリズムに発展させた。
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