研究概要 |
1.多血小板血漿(Platelet-rich plasma : PRP)の作成 日本白色家兎(体重約2.5~3.0kg)の耳介動脈よりより10ml採血し、1mlのACD-A液を加えた。4℃、700Gで10分間遠心し、さらにその上層を4℃、2000G、15分間遠心させた。上層(Platelet-poor plasma : PPP)、さらに下層(PRP)を回収した。下層の濃度を計測し、PPPを用いて希釈することで、10×10^4/μL、20×10^4/μL、30×10^4/μLと濃度の異なるPRPを作成した。 PRPは濃度依存性に骨芽細胞の増殖を促進するが、骨形成に関しては、濃度との関係は明らかになっていない。そのため、壊死骨の再生のために最適なPRP濃度を調査するたあ、あらゆる濃度のPRPを作成する技術の習得は、本研究の重要な部分を占める。 2.力学的評価 引張試験器を用いて破断強度測定の実験を行っている 3.組織学的評価 HE染色,サララニン0染色,PCNA免疫染色,TUNEL免疫染色を順次施行し,評価を行っている
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