研究分担者 |
高木 理彰 山形大学, 医学部, 准教授 (40241707)
菊地 憲明 山形大学, 医学部, 助教 (90361261)
田畑 泰彦 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (50211371)
渡邉 忠良 山形大学, 医学部, 助教 (90422170)
成田 淳 山形大学, 医学部, 医員 (60400579)
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研究概要 |
1.多血小板血漿(Platelet-rich plasma:PRP)の作成 日本白色家兎(体重約2.5~3.0kg)の耳介動脈よりより10ml採血し、1mlのACD-A液を加えた。4℃、700Gで10分間遠心し、さらにその上層を4℃、2000G、15分間遠心させた。上層(Platelet-poor plasma:PPP)、さらに下層(PRP)を回収した。下層の濃度を計測し、PPPを用いて希釈することで、10×10^4/μL、20×10^4/μL、30×10^4/μLと濃度の異なるPRPを作成した。 PRPは濃度依存性に骨芽細胞の増殖を促進するが、骨形成に関しては、濃度との関係は明らかになっていない。そのため、壊死骨の再生のために最適なPRP濃度を調査するため、あらゆる濃度のPRPを作成する技術の習得は、本研究の重要な部分を占める。 2.力学的評価 引張試験器を用いて破断強度測定の実験を行った。 3.組織学的評価 HE染色,サフラニン0染色,PCNA免疫染色,TUNEL免疫染色を順次施行し,評価を行った。
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