研究概要 |
ラット脊髄損傷モデルに対して、1週後損傷脊髄にbFGF-gelatin hydrogelを注射し9週間下肢行動学的評価をBBBスコアにて行った。また5,7,9週時点で アロジニアの試験を行った。BBBスコアはbFGF-gelatin hydrogelグループで良好な回復であったが有意差は得られなかった。7週時点でbFGF-gelatin hydrogelグループで有意にアロジニアが低下していた。当研究からbFGF-gelatin hydrogelの脊髄注入により脊髄損傷後のアロジニアを有意に低下させる可能性が示唆された。
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