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2009 年度 実績報告書

軟骨肉腫の浸潤・転移における転写因子KLF5の役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20591750
研究機関東京大学

研究代表者

篠田 裕介  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80456110)

研究分担者 河野 博隆  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20345218)
門野 夕峰  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70401065)
大隈 知威  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90534909)
秋山 達  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40376471)
キーワードKLF5 / 軟骨肉腫 / MMP9 / 局所浸潤 / 転移
研究概要

本研究は、軟骨肉腫の浸潤・転移と転写因子Kruppel-like zinc-finger transcription factor 5(KLF5)の発現量の関係を検討し、KLF5の制御により軟骨肉腫の浸潤・転移をコントロールすることを目的としている。本年度は以下の3つの項目について研究を進めた。
【軟骨肉腫症例におけるKLF5及びMMP-9発現と臨床像との相関の検討】昨年度に引き続き、これまでに蓄積された軟骨肉腫症例材料及び新規受診症例のデータベースを作成した。
【KLF5強制発現およびノックダウン軟骨肉腫細胞株の樹立】東京大学医学部附属病院の倫理委員会からの許可および患者様からの文書による研究協力へのインフォームドコンセントを得た上で、軟骨肉腫症例の切開生検、広範切除術あるいは肺転移切除の実施時に採取される組織を用いて、独自の細胞株の樹立中である。現在は継代中でクローニングまでは至っていない。
【KLF5発現レベルと局所浸潤能の相関の検討】(担当:門野、大隈)
上記により作製した、KLF5発現レベルの異なる、複数のKLF5過剰発現軟骨肉腫細胞株と、KLF5ノックダウン軟骨肉腫細胞株を用いて、局所浸潤能を検討中である。現在レチノイン酸レセプターアゴニストであるAm80及び、アンタゴニストであるLE135を投与し、これらにより軟骨肉腫の浸潤能のコントロールが可能であるかを検討するための条件設定を行っている。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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