インフォームドコンセントの下に、既に収集済みのDNAと合わせ約100例の生物学的製剤投与患者からのDNA収集を終え、現在も収集を続けている。カルテからretrospectiveに情報収集(インフリキシマブについては初回、2週後、6週後、以後8週間隔の各投与直前の圧痛関節数、腫脹関節数、general health [visual analogue scaleを使用]、血沈、CRP、GOT、GPT、BUN、Cre、エンブレルについてもほぼ同様の時期の情報を可及的に収集)を行った後、連結可能匿名化を施し、情報管理担当者によりIORRAデータベースと連結され、その他の薬物投与状況、副作用情報、臨床検査値およびDASなどの薬効評価に用いる指標を入手した。候補遺伝子(FCGR2A、2B、2C、3B、2.TNF/TNFレセプターファミリー属するTNF、TNFRI、TNFRII、3.TNF/TNFレセプタースーパーファミリーに含まれるLT、LT-BR、CD27、CD30/L、CD40/L、CD70、NGFR、4-1BB/L、Fas/L、DR3、DR4、DR5、OX-40/L、HVEM、GTTR、TRAIL-R1、TRAIL-R2、TRAIL-R3、TRAIL-R4、PV-T2、PV-53R、RANK/L、OPG)上の多形をハップマップを用いて抽出し、まず96プレートに分注した94サンプルにっいてTaqMan試薬を用いてタイピングを進めている。
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