親子の骨強化啓発活動の研究(骨粗鬆症の一次予防に骨量測定・栄養指導は必要か)

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20591793
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 整形外科学
• 研究機関: 聖マリアンナ医科大学
• 研究代表者: 清水 弘之 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (80216100)
• 研究分担者: 川口 直之 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (40440309)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2012
• キーワード: 骨検診 / 栄養指導 / 最大骨量 / 生活習慣 / 親子 / 骨密度

研究概要

骨粗鬆症一次予防は成長期の最大骨量を高めることが重要である.中学・高校生女子とその母親を中心に経年的な骨量検診を行った.低骨量群の親子の特徴から骨粗鬆症ハイリスク群を思春期から区分できた.母親の骨量が少なく,カルシウム摂取の少ない,体格が小さく,運動をしない,骨粗鬆症の家族歴を持つ子供達を中学1年から2年で選び出し,学校内での骨量測定・栄養指導を勧める体制が骨粗鬆症の一次予防の観点から必要と考える.

研究成果

• [雑誌論文] 成長期における骨量の強化啓発は必要かー骨粗鬆症一次予防の観点からー (2012)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之
  • 雑誌名: 聖マリアンナ医科大学雑誌 巻: 40 ページ: 101-108
• [雑誌論文] 成長期にある子供とその母親の骨密度強化啓発と親子の相関性調査研究事業 (2012)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之
  • 雑誌名: 骨粗鬆症財団 20 年の歩み (公益財団法人骨粗鬆症財団編) ページ: 69-71
• [雑誌論文] 中学・高校生と母親の運動習慣が踵骨骨量に与える影響について (2011)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之 、米山励子、 川口直之 、別府諸兄
  • 雑誌名: Osteoporosis Japan 巻: 19(2) ページ: 66-68
• [雑誌論文] 中学・高校生と母親に対する骨量検診の有用性と限界について (2010)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之 、米山励子、 川口直之 、別府諸兄
  • 雑誌名: Osteoporosis Japan 巻: 18(2)2 ページ: 172-176
• [雑誌論文] Correlation of bone status in mothers and daughters and the improvement of bone statue. (2008)
  • 著者名/発表者名: R.Yoneyama,H.Shimizu,M,Beppu
  • 雑誌名: Journal of Orthopaedic Sciene 巻: 13 ページ: 405-412
  • 査読あり
• [雑誌論文] 成長期にある子供とその母親の相 関性調査と骨量を規定する因子の検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之 、米山励子、磯見卓、 川口直之、別府諸兄
  • 雑誌名: Osteoporosis Japan 巻: 16(2) ページ: 107-109
• [学会発表] 中学・高校生と母親の運動習慣が踵骨骨量に与える影響について (2010)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之、米山励子、 川口直之、別府諸兄
  • 学会等名: 第12回日本骨粗鬆症学会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2010-10-21
• [学会発表] 中学・高校生と母親の運動習慣が踵骨骨量に与える影響について (2010)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之、米山励子、川口直之、別府諸兄
  • 学会等名: 第16回神奈川続発性骨粗鬆症研究会
  • 発表場所: 神奈川
  • 年月日: 2010-06-21
• [学会発表] 中学・高校生と母親に対する骨量検診の有用性と限界について (2010)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之、米山励子、川口直之、別府諸兄
  • 学会等名: 83回日本整形外科学会学術集会
  • 発表場所: 北海道
  • 年月日: 2010-05-14
• [学会発表] シンポジウム骨粗鬆症予防のための検診の役割:中学・高校生と母親に対する骨量検診 の有用性と限界について (2009)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之、米山励子、川口直之、別府諸兄
  • 学会等名: 第11回日本骨粗鬆症学会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2009-10-15
• [学会発表] 低骨量の親子に対する骨量検診の有用性と限界について (2008)
  • 著者名/発表者名: 清水弘之、米山励子、磯見卓、川口直之、 別府諸兄
  • 学会等名: 81回日本整形外科 学会総会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2008-05-15