研究課題
基盤研究(C)
初年度は出血性ショック時に吸入麻酔薬の体動抑制効果(MAC)がどう変化するのか、またその機序について検討した。イソフルランのMACは循環血液量30%の出血により約25%低下し、これは輸液をしても回復できずナロキソン投与によって回復したことから、内因性オピオイドの関与が示唆された。2、3年目はプロポフォールの鎮静効果と体動抑制効果の変化を検討した。どちらも出血性ショック時には効果が増強し、その程度は同じであることがわかった。
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