研究課題/領域番号 |
20591840
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
|
研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
伊奈川 岳 横浜市立大学, 医学研究科, 客員准教授 (60336584)
|
研究分担者 |
後藤 隆久 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (00256075)
菊地 龍明 横浜市立大学, 附属病院, 准教授 (70285138)
|
研究協力者 |
西澤 絢子 横浜市立大学, 医学研究科, 医科学専攻修士課程
内本 一宏 横浜市立大学, 医学研究科, 医科学専攻博士課程
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
キーワード | 全身麻酔 / 認知機能 / 概日リズム |
研究概要 |
吸入全身麻酔薬イソフルランは、麻酔覚醒から数週間後でも認知機能を低下させることが、老齢動物を用いた実験で示されている。本研究では、8週齢ラットにおける、イソフルラン麻酔から覚醒後の空間記憶形成能の変化と、麻酔を行う時間が明期・暗期で効果が異なるかどうかを、行動学的手法を用いて研究を行った。ラットを麻酔群と非麻酔(対照)群それぞれに対して明期・暗期2群ずつの計4群に分け、麻酔覚醒後2日目から21日間、8方向放射状迷路を行った。結果は、測定した4項目のどれにおいても差は見られなかった。若年成熟ラットでは、イソフルラン麻酔後に空間記憶形成能は変化せず、明期・暗期のいずれに麻酔を行ったかでも影響されないことが示唆された。
|