研究課題
基盤研究(C)
肺高血圧症の病態は、肺血管のリモデリング(血管壁の肥大・内腔の狭窄)であるという理解のもと、マウスにおける実験モデルを作成することが本研究の目的であった。低酸素暴露(酸素濃度17%)3週間に植物毒モノクロタリンの同時投与で、血管リモデリングを伴う高度肺高血圧症を呈することがわかったが、肺動脈圧測定に耐えられないマウスが50%以上に及び、安定した実験モデルの作成には至らなかった。臨床において、高度の肺高血圧症は、妊娠経過における母体・新生児のリスクファクターであることを疫学研究にて明らかにした。
すべて 2011
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
International journal of bstetric anesthesia
巻25
ページ: 247-256