研究概要 |
日本人家族性前立腺癌134家系、散発性前立腺癌158例および対照として前立腺肥大症120例において8q24に存在するrs1447295とDG8S737の遺伝子タイピングを行った。DG8S737は-12 allele(OR 1.86,95% CI 1.11-3.00,p=0.02)、rs1447295ではA allele(OR 2.36,95% CI 1.41-3.94,p=0.002)がそれぞれ家族性前立腺癌においてリスクを増す結果であった。8q24に存在する2つの遺伝子多型は日本人家族性前立腺癌、高悪性度前立腺癌においてリスクを増加すると考えられた。
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