研究課題
基盤研究(C)
再燃前立腺癌におけるエストロゲン療法の意義を再考すると共に,2種のエストロゲン受容体(ERαとERβ)を介したシグナル伝達機構について分子生物学的手法を用いて包括的に解析した.その結果,前立腺癌の増殖・進展においては,ERαが促進的にERβが抑制的に働く可能性が明らかになったと共に,ERβを標的とした分子標的治療の可能性とERβ発現ベクターとそのリガンドEstradiolを用いた遺伝子治療の可能性が示唆された。
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Anticancer Res. 30
ページ: 5201-5205