研究課題
基盤研究(C)
前立腺癌のホルモン耐性にアンドロゲン受容体の転写を取り巻く細胞周期制御因子のチェックポイント機構が関与を解析した。Nek6 は前立腺組織内に特異的に発現し、9番染色体長腕33-34領域に位置していた。アンドロゲン非依存性前立腺癌細胞株LNCaP-HRでは、Nek6発現量がLNCaPの50%以下、Chk1の発現はLNCaPの約80%と低下しており、ホルモン抵抗性前立腺癌検体でもChk1の発現量は低下していた。また、in vitroでNek6がChk1の発現とChk1のリン酸化を誘導することから、Nek6がChk1の上流に位置する遺伝子であり、RNRの発現を介してS期を制御している可能性が示唆された。
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