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2008 年度 実績報告書

アンドロゲンシグナリング修飾による精子成熟機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号 20591903
研究機関東北大学

研究代表者

鈴木 吉也  東北大学, 病院, 助教 (30422116)

研究分担者 村上 節  東北大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (20240666)
寺田 幸弘  東北大学, 病院, 准教授 (10260431)
高橋 藍子  東北大学, 病院, 技能補佐員 (30436125)
長谷川 久隆  東北大学, 病院, 技能補佐員 (20455835)
キーワード精巣上体 / 精子成熟 / アンドロゲンレセプター / コンデイショナルノックアウトマウス
研究概要

男性ホルモン(アンドロゲン)とアンドロゲンレセプター(以下AR)は精巣における精子形成(spermatogenesis)と精巣上体における精子成熟(sperm maturation)に重要な役割を果たしていることは広く知られている。そこで我々は、アンドロゲンシグナリングを精巣上体特異的に修飾することにより、精巣におけるアンドロゲンおよび精子産生を阻害することなく、男性特異的に精巣上体機能(受精能獲得)を破壊できるのではないかと考え、Cre-loxPシステムを利用して、精巣上体特異的にアンドロゲンレセプターを破壊された遺伝子改変マウスの作製および機能解析を行い、精子成熟機構に関与する遺伝子群を同定する事を最終目的とした。
本年度は我々の所有する精巣上体特異的プロモーターにHarvard大学のMcMahonより供与されたタモキシフェン作動性CreリコンビナーゼcDNAを連結し、このDNA断片を精製後にマウス受精卵にマイクロインジェクションし、精巣上体特異的にタモキシフェン作動性Creを発現するトランスジェニックマウスを作製する事に主眼をおいた。現在このマウスと東京大学の加藤茂明より供与されたコンディショナルARノックアウトマウスとを掛け合わせる事により精巣上体特異的ARノックアウトマウス作製中である。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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