治療前婦人科がん不顕性血栓塞栓症発見法と顕性化予防法の確立および発生機序の解明

2010 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 20591937
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 産婦人科学
• 研究機関: 筑波大学 (2009-2012); 茨城大学 (2008)
• 研究代表者: 佐藤 豊実 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (80344886)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2012
• キーワード: 婦人科悪性腫瘍 / 静脈血栓塞栓症 / 治療開始前 / 予防 / 危険因子

研究概要

(1)卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がんの治療開始前静脈血栓塞栓症(VTE)の発生頻度と危険因子を抽出する。
(2)婦人科悪性腫瘍手術後に発生する症候性VTEの予防法を確立する。
(3)組織因子(TF)の発現を免疫組織学的に検討し、発生機序の一端を解明する。

研究成果

• [雑誌論文] 婦人科がん術後VTE予防のための術前不顕性VTE検出・対応の有効性と限界 (2011)
  • 著者名/発表者名: 佐藤豊実、田中勝洋、櫻井学、越智寛幸、小貫麻美子、岡田智志、水口剛雄、松本光司、沖明典、吉川裕之
  • 雑誌名: 日本婦人科腫瘍学会雑誌 29巻 ページ: 39-43
• [雑誌論文] 婦人科周術期における血液凝固阻害薬 (2010)
  • 著者名/発表者名: 佐藤豊実、田中勝洋、道上大雄、櫻井学、吉川裕之、
  • 雑誌名: 産科と婦人科 77巻 ページ: 938-941
• [雑誌論文] 血漿D-dimer測定を用いた子宮体癌術前不顕性静脈血栓症の診断と術後顕性化の予防 (2009)
  • 著者名/発表者名: 佐藤豊実、安倍梓、佐々井真純、中尾砂理、櫻井学、吉川裕之
  • 雑誌名: 産婦人科の実際 58巻 ページ: 1543-1546
• [雑誌論文] Silent venous thromboembolism before treatment in endometrial cancer and the risk factors. (2008)
  • 著者名/発表者名: T Satoh, K Matsumoto, K Uno, M Sakurai, S Okada, M Onuki, T Minaguchi, YO Tanaka, S Homma, A Oki, H Yoshikawa
  • 雑誌名: British Journal of Cancer 99 ページ: 1034-1039
  • 査読あり
• [学会発表] ワークショップ(5)婦人科がんと血栓塞栓症、婦人科がん術後VTE予防のための術前不顕性VTE検出・対応の有効性と限界 (2010)
  • 著者名/発表者名: 佐藤豊実
  • 学会等名: 第48回日本婦人科腫瘍学会学術講演会
  • 発表場所: つくば市
  • 年月日: 2010-07-09
• [学会発表] 婦人科癌治療前の静脈血栓塞栓症(VTE)に対応した場合の術後VTEの発症 (2010)
  • 著者名/発表者名: 櫻井学
  • 学会等名: 日本産科婦人科学会学術講演会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-04-25
• [学会発表] 子宮頸癌治療前の不顕性VTEの頻度とそのリスク因子 (2010)
  • 著者名/発表者名: 田中勝洋
  • 学会等名: 第62回日本産科婦人科学会学術講演会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-04-23
• [学会発表] 子宮体癌の術前に発見された静脈血栓塞栓(VTE)と術後に発生したVTEの危険因子の比較 (2009)
  • 著者名/発表者名: 佐藤豊実
  • 学会等名: 第61回日本産科婦人科学会学術講演会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2009-04-05
• [学会発表] 血清D-dimer測定を用いた子宮体がん術前不顕性静脈血栓症の診断と術後顕性化の予防 (2008)
  • 著者名/発表者名: 佐藤豊実
  • 学会等名: 第60回日本産科婦人科学会学術講演会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2008-04-14