研究課題
基盤研究(C)
99mTc標識フィチン酸によるRI法を用いて子宮頸癌におけるセンチネルリンパ節同定法を確立した。解析の結果、センチネルリンパ節の同定率は全体で88%であり、特にIb1期までの腫瘍径3cm以下の症例に限ると95%と高率であった。骨盤リンパ節に転移を認めた症例の全例で同側のセンチネルリンパ節が同定された場合は少なくともセンチネルリンパ節に転移を認めた。すなわち偽陰性率は0%、陰性的中率は100%であり、本法の有用性を示すとともに子宮頸癌におけるセンチネル理論の妥当性を示唆するものであった。
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