研究課題
基盤研究(C)
中耳真珠腫の治療における乳突腔充填術の有用性は広く認知されているが、術後の長期安定性や真珠腫の遺残性再発に対する危惧が未だ議論に上っている。本研究では、当科の乳突腔充填術で使用している骨パテ板を用いた外耳道再建術の安定性を検証すること、ならびに充填乳突腔に真珠腫上皮が遺残した場合の病態の推移を解明することを目的とし、これらに必要な動物実験系を確立することをめざした。その結果、マウスによる乳突腔充填モデル、ならびに遺残性真珠腫モデルを確立することができた。
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Otology Japan 19
ページ: 9-11
日耳鼻 111
ページ: 70-73