研究課題
基盤研究(C)
種々の前庭障害モデルを用いて前庭神経節でのp-CREBの発現を検討した結果、いかなる障害に対しても、p-CREBの発現は8時間以内に収束することがわかった。この事実に基づき、抗うつ薬の一つであるロリプラムを一側内耳に直接投与したところ、前庭神経節にp-CREBを誘導することが分かったが、一方障害性に作用する可能性も示唆された。そこで、内服可能な抗うつ薬の一つであるアミトリプチリンを一側前庭障害モデルに全身投与したところ、前庭機能の回復促進作用を認めた。
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