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2008 年度 実績報告書

ナトリウム利尿ペプチドによる内耳水電解質制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20591991
研究機関琉球大学

研究代表者

鈴木 幹男  琉球大学, 医学部, 教授 (00226557)

キーワードナトリウム利尿ペプチド / メニエール病 / 内リンパ嚢 / ANP / BNP / CNP / 内リンパ液 / 外リンパ液
研究概要

1.内リンパ嚢におけるANP family受容体を有する細胞,アクアポリン産生細胞の局在同定
ラット側頭骨を脱灰し, ANP family,アクアポリン各種への抗体を用いて免疫多重染色をおこないその結果を検討中である。
2.ANP familyが内外リンパ液産生・吸収へ与える影響
予備実験として,大腿静脈からANP familyを投与し,蝸電図,蝸牛血流,血圧,脈拍測定をおこなった。その結果,蝸電図,蝸牛血流には大きな変化を認めなかった。このため,正円窓からの局所投与に切り替え,同様の測定をおこない検討中である。
また京都大学からCNPノックアウトマウスを提供を受け,ABRを用いた聴力測定,側頭骨採取をおこなった。同時にコントロール動物を作成し,聴力測定,側頭骨採取をおこなった。聴力は,ノックアウトマウスにて20dBの悪化を認めた。側頭骨は脱灰し,標本を検討中である。
3.メニエール病内リンパ嚢でのANP family受容体,アクアポリンの発現
メニエール病2症例から内リンパ嚢採取をおこなった。引き続きmRNA抽出を行い,cDNA作成をおこなった。遺伝子発現については平成21年度に検討する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] メニエール病における血中ナトリウム利尿ペプチド測定2008

    • 著者名/発表者名
      鈴木幹男
    • 学会等名
      第67回めまい平衡医学会総会
    • 発表場所
      秋田市秋田ビューホテル
    • 年月日
      2008-10-30

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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