研究課題
基盤研究(C)
内分泌撹乱物質のアレルギー性鼻炎への関与にっきIgE産生系を用い検討した。物質により差はあるものの、内分泌撹乱物質には低用量効果としてIgE産生充進に関与することが判明した。また、その反応には個体差があることが分かった。環境化学物質代謝に関わる遺伝子CYP1A1の遺伝子多型と成人スギ花粉症発症との有意な相関を認めた。血管新生因子(PD-ECGF)がIgE産生を増強することがわかった。PD-ECGFの阻害剤であるTPIが、IgEに関わるアレルギー疾患に対する有力な治療戦略となる可能性が示唆された。
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