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2009 年度 実績報告書

咽喉頭における温度受容の組織学的検討

研究課題

研究課題/領域番号 20592017
研究機関鳥取大学

研究代表者

三宅 成智  鳥取大学, 医学部附属医院, 医員 (60464278)

研究分担者 河本 勝之  鳥取大学, 医学部, 助教 (50304217)
北野 博也  鳥取大学, 医学部, 教授 (20153108)
キーワード温度受容 / 免疫染色 / VRI / TRPM8 / 咽喉頭領域
研究概要

生物は極端な高温・低温下ではその温度感覚に加えて痛みを感じるとされている。耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域では、咽喉頭における温度受容の異常が疑われることがあるが、その詳細については不明である。我々は、カプサイシン受容体(VR1 ; vanilloid receptor type 1)を代表とするTRP(transient receptor potential)ファミリーの受容体がこれに関与しているのではと発想した。この温度受容体の分子機構に関して、特に重要と思われる低温(TRPM8)と高温(VR-1)の温度受容について明らかにするのが目的である。
Wistar Ratの後根神経節における免疫染色でVR1やTRPM陽性神経細胞が存在した。三叉神経節においても同様にVR1陽性細胞やTRPM8陽性細胞が存在した。しかし、咽喉頭粘膜においてはVR1やTRPM8陽性神経細胞は現時点では存在が明らかにされなかった。今後、引き続き染色条件を変えていきながら、咽喉頭粘膜におけるVR1, TRPM8陽性細胞の有無とその神経機構について、免疫組織化学的な手法で明らかにしていく予定である。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2014-03-17  

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