研究課題/領域番号 |
20592067
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
田原 昭彦 産業医科大学, 医学部, 教授 (90117169)
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研究分担者 |
久保田 敏昭 大分大学, 医学部, 教授 (30205140)
吉田 茂生 九州大学, 大学病院, 講師 (50363370)
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連携研究者 |
近藤 寛之 産業医科大学, 医学部, 准教授 (40268991)
永田 竜朗 産業医科大学, 医学部, 助教 (80389460)
石橋 真吾 産業医科大学, 医学部, 助教 (60525442)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 緑内障 / 線維柱帯 / 酸化ストレス / ステロイド緑内障 / 細胞外マトリックス / 視神経乳頭ピット / 抗VEGF抗体 / ケルセチン |
研究概要 |
緑内障は現在日本における中途失明の第一位の原因疾患であるが、発症病態は不明である。今回、手術時の摘出標本や培養線維柱帯細胞を分子生物学的,免疫組織学的、生化学的に調べ、緑内障の発症機序などについて検討した。 その結果、緑内障で細胞外マトリックスの産生を促す物質が増加しており、また、線維柱帯に細胞外マトリックスが多量に蓄積していて、そのことが緑内障発症に関係すると考えられた。また、線維柱帯細胞には酸化ストレスから自分を守る物質が存在していて、一部の抗酸化物質や緑内障点眼薬がその防御作用を増強させることが分かった。
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