研究課題
基盤研究(C)
我々はbacterial artificial chromosome (BAC)遺伝子改変技術を用いて、ウサギの網膜色素変性(RP)モデルであるロドプシンP347Lトランスジェニック(Tg)ウサギを作製した。このウサギは杆体優位の進行性網膜変性をおこし、視細胞の変性の度合いには著しい部位的な違いがあることがわかった。このウサギの網膜電図は週齢とともに全ての成分が減弱したが、b波よりもa波の方がより障害されており、律動様小波(OPs)が全ての成分の中で最も保たれていた。興味深いことに、若いTgウサギのOPsは同じ週齢の野生型ウサギよりも有意に大きかった。薬理学的な実験により、若いTgウサギにみられるこの大きなOPsは、網膜内層の二次的機能変化に起因していることが示唆された。
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