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2009 年度 実績報告書

増殖型HSV―1ウイルスベクターを用いた神経芽腫の新規治療法の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 20592085
研究機関千葉大学

研究代表者

菱木 知郎  千葉大学, 大学院・医学研究院, 講師 (00375776)

研究分担者 藤堂 真紀  東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (80272566)
吉田 英生  千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (60210712)
白澤 浩  千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (00216194)
齋藤 武  千葉大学, 大学院・医学研究院, 講師 (20406044)
照井 慶太  千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教 (70375773)
キーワード神経芽腫 / 腫瘍融解ウイルス
研究概要

本年度はHSV-Iウイルスの受け入れを行い、その系の確立をおこなった。
Vero細胞への感染と細胞内でのpropagation、ウイルス回収および凍結保存、さらにそれを解凍してタイターを測定する系を確立し、安定したタイターをもつ株を再現性をもって得ることができるようになった。
ヒト神経芽腫培養細胞株へのin vitroでの感染実験をおこなった。IMR32、SH-SY5Y株を培養しT-01をmoi0.01で感染させた。24時間後に細胞を回収し、Vero細胞を用いてtitrationを行った結果、最大1000倍の力価を認めた。同系にて培養を継続すると、5日以内にほぼすべての細胞がcytopathic effectにより細胞死をきたした。IMR32株はMYCN増幅株であるが、MYCN増幅株に対してもT-01の殺細胞効果をみとめることができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 神経芽腫の予後因子としてのTrkA発現 高感度解析による再評価2009

    • 著者名/発表者名
      菱木知郎, ほか
    • 学会等名
      第25回 日本小児がん学会
    • 発表場所
      浦安市
    • 年月日
      2009-11-28
  • [学会発表] 123I-MIBG navigated surgery in neuroblastoma2009

    • 著者名/発表者名
      菱木知郎, 他
    • 学会等名
      42^<nd> Meeting of the Pacific Association of Pediatric Surgeons
    • 発表場所
      Hong Kong
    • 年月日
      2009-05-13

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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