研究課題
基盤研究(C)
乳房外Paget病における血管新生は病期の進行に伴い増大するが、リンパ管新生は表皮内癌の段階で既に強力に誘導され、病期の進行とともに増大するものではないことが明らかとなった。一方で浸潤癌においてはNカドヘリン陽性を示すPaget細胞が皮-間葉転換(EMT)を来すことで、高い浸潤能を獲得することが示唆された。さらに、悪性度の高いPaget細胞はEMTを来たして原発巣でリンパ管を活性化し、リンパ行性転移を促進していることが示唆された。
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British Journal of Dermatology 164巻
ページ: 200-203