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2010 年度 実績報告書

重症敗血症を救命する新たなアルドステロン治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 20592114
研究機関東北大学

研究代表者

江島 豊  東北大学, 病院, 講師 (90301051)

研究分担者 外山 裕章  東北大学, 病院, 助教 (00375007)
松原 光伸  東北大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (30282073)
キーワード敗血症 / アルドステロン
研究概要

昨年に引き続き実験を行った。対象は、Sprague Dawley(SD)rat、6week,BW190g。副腎摘後にホルモンを補充し、各群を作成した。Group1:sham、Group2:ADX-water(水群)、Group3:ADX+Dexalnethasone(Dex群)、Group4:ADX+Aldosterone(Ald群)、Group5:ADX+Dexa+Ald(AldDex群)の5群を設定した。LPS投与前値は各群で差を認めた。デキサメサゾンを投与されたDex群、AldDex群は全てSham群より高値であり、Ald群と水群は低値であった。Dex群,NS-Dex群はLPS投与後僅かに低下する傾向を示した。Sham群,AldDex群は不変であった。Ald群はLPS投与30分後に有意な一過性の上昇とその後の低下を示した。水群は時間経過とともに顕著に低下した。LPS投与前とLPS腹腔内投与2時間後と6時間後の肺湿重量/乾燥重量比を検討した。比が大きい程、肺内水分量が多いことを示す。LPS投与前値においてAld群は他群に比べ著しく高値を示し、水群とSham群は有意差を認めず、デキサメサゾン投与群(Dex群,NS-Dex群,AldDex群)は群間に有意差を認めず低値を示した。Ald群のみLPS投与2時間後に、有意な減少を認めた。LPS投与6時間後はLPS投与2時間後と比較して、Sham群は不変であり、Ald群とAldDex群は有意に増加した。

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公開日: 2012-07-19  

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