研究課題
基盤研究(C)
ラットを用い、三叉神経運動核の周囲に存在する3種の三叉神経運動前ニューロン群に、大脳皮質の3部位(外側無顆粒皮質吻側部[r-Agl]、内側無顆粒皮質吻側部[r-Agm]、一次体性感覚野吻側部[r-S1])が投射する事が示された。このうち、r-Aglとr-Agmは運動視床と、r-S1は感覚視床と強い連絡を持っていた。r-Aglとr-S1の電気刺激でパターンの異なる顎運動が誘発出来たが、r-Agmの電気刺激では顎運動を誘発出来なかった。以上より、r-Agl、r-Agmとr-S1は、顎運動において異なる機能に関与している事が明らかになった。
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http://www.dent.osaka-u.ac.jp/graduate/course/anat2.html