研究課題
基盤研究(C)
骨肉腫細胞におけるカートデューシン遺伝子および蛋白の発現を検討したところ、正常骨芽細胞では発現の見られないカートデューシンが、骨肉腫細胞では強く発現していることが明らかになった。続いて骨肉腫細胞に対するカートデューシンの作用を解析した結果、カートデューシンには骨肉腫細胞に対する直接的な増殖促進作用があることが判明した。一方、腫瘍細胞の遊走や浸潤には影響を及ぼさないことも明らかになった。さらに、カートデューシンは骨肉腫細胞のERK1/2キナーゼ経路を活性化することが分かった。以上の結果から、カートデューシンはERK1/2キナーゼシグナル伝達経路を介して骨肉腫の増殖進展に関わっていることが示唆された。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
J.Anat. 218
ページ: 517-533
Cell Biol.Int. 34
ページ: 261-266
Oncol.Rep. 21
ページ: 1477-1481
Tumori 95
ページ: 461-466
Oral Surg.Oral Med.Oral Pathol.Oral Radiol.Endod. 107
ページ: 49-53
Ann.Nucl.Med. 23
ページ: 443-449
Dev.Growth Differ. 50
ページ: 717-729
Ann.Nucl.Med. 22
ページ: 587-593
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/research/list.html