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2009 年度 実績報告書

FEN1欠損マウスの自己免疫疾患

研究課題

研究課題/領域番号 20592204
研究機関長崎大学

研究代表者

木村 泰男  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30253686)

研究分担者 中村 卓  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (30172406)
佛坂 由可  長崎大学, 大学病院, 講師 (10244089)
田代 茂樹  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (20300882)
高木 幸則  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30295084)
キーワードFEN1 / 自己免疫疾患 / ERストレス / XBP=1
研究概要

20年度に引き続いて21年度もIQIマウスとFEN1トランスジェニックマウスの唾液腺における免疫応答の異常との程度を解析した。
最近になって線虫を使った実験により、小胞体ストレス(Endoplastic stress,ERストレス)が系路に参画するXBP1蛋白が先天免疫によるERストレスから生体を保護していることを示唆するデータが提出された(Nature 463,1092-1095,2010)。
したがって本年度は、前年におけるMRイメージングを使った解析に加えて、IQIマウスおよびFEN1トランスジェニックマウスの唾液腺におけるERストレスを解析し、その結果を唾液腺の病理組織学的所見と対比させることで、IQIマウス、FEN1トランスジェニックマウス唾液腺における自己免疫疾患の発現メカニズムの解明を進めている。病理組織学的には、IQIマウスでは、4ヶ月齢を過ぎるころからリンパ球の浸潤が認められはじめるが、13ヶ月齢を過ぎても顎下腺、舌下腺ともに経時的な増加傾向は顕著でなかった。現在経時的にIQIマウスより切除した顎下腺ならびに舌下腺を使って(1)Westen blot解析、(2)免疫組織学的解析によりERストレス関連蛋白である(a)XBP-1,mRNAのスプライシング、(b)PERKのリン酸化、(c)elF2αのリン酸化、(d)BiP蛋白質の発現、(e)SEC6i蛋白の発現、(f)IRE1のリン酸化、および(g)CHOP蛋白の発現について解析を進めている。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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