研究課題
基盤研究(C)
根尖性歯周炎では生体防御反応として様々な炎症・免疫反応が局所的に営まれているが、本疾患の成立および拡大に関与している因子について、その詳細は未だ不明な点が多い。本研究では、根尖性歯周炎における骨吸収および炎症の拡大に対するIL-10およびTh1サイトカインの機能的役割を、ノックアウト(KO)マウスを用いて解明することを目的とした。その結果、IL-10KOマウスにおいて、IL-12依存性のT細胞性免疫が、根尖性歯周炎における炎症性骨吸収の亢進を誘発している可能性が示唆された。
すべて 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件)
J Periodont Res Vol.45
ページ: 757-763
Immunology Vol.129
ページ: 105-114
J Immunol Vol.180
ページ: 6193-6198