研究概要 |
早期荷重が歯科インプラント周囲骨代謝活性に及ぼす影響を,動物用PET(FinePET)を用いて経時的に評価することを目的とした.Wistarラットの右側頚骨に,チタンインプラント2本を13mm間隔で埋入し,翌日スプリングを用いて荷重を負荷した.負荷開始後4,7,18日目に18F-を静注し,1時間後にPET scanを行った.評価は得られた像におけるインプラント周囲骨および対照の左側同部位に関心領域(ROI)を設定,各ROIにおける18F-の集積値を計測して実施した.その結果,骨代謝は7日後まで上昇し,28日後には対照側レベルまで低下した.
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