研究課題
基盤研究(C)
臼歯の喪失により咬合支持域の消失した患者の義歯補綴前後の唾液中のストレスマーカー(コルチゾール、αアミラーゼ、免疫グロブリンAおよび神経成長因子)を測定した。コルチゾール、αアミラーゼのみが義歯装着直後に有意に上昇し、1か月以降有意に下降した。このことは義歯を装着することが患者にとってストレスとなっていると考えられた。しかし義歯の有無による違いには個人差があり、個人の背景に持つストレスの状況を把握する必要性が認められた。
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