研究課題
基盤研究(C)
歯科材料の中で最も硬い材料である陶材の摩耗も、繊維質や砥粒などの咀嚼物の成分によって影響を受けていた。咀嚼物の粘度を増加させることによって陶材と対合歯の摩耗を低下させると予想したセルロースが5%含有されているとき、そこに砥粒が組み合わされると摩耗は大きく増加した。反対に、実験条件によっては、砥粒の増加に伴い陶材の摩耗が減少していた。このように咀嚼物の成分は、陶材の摩耗に対して条件により従来と相反する影響を示した。
すべて 2008
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Dent Mater J 27
ページ: 716-722