研究概要 |
再発性のアフタ性口内炎(Recurrent Aphthous Stomatitis : RAS)単独では症例数が少なく,充分な数が集まっていないのが現状であった.その要因としてはアフタ単独での受診が少ないこと,他の治療との混在により診断が不確定となることなどが挙げられる.ストレス,免疫機構微生物との関わりについて解析を試みることを目標としているが,口腔乾燥などの症例もサンプリング対象に広げて採取することを目標としている. ・ 対象症例の基準を広げサンプル採取進行中である. ・ 今年度はサーカディアンリズム関連遺伝子であるper2ノックアウトマウスを入手できたためこのマウスを使ってγδTCR,コルチコステロイドの影響について検討を行った.また,Bリンパ球,Tリンパ球を欠損したNOD-SCIDマウスに,単離したヒト末梢血単核球を移植し,コルチコステロイドの影響について検討を行い,現在進行中である.
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