研究概要 |
咀嚼筋腱・腱膜過形成症患者の病態について,組織学的には腱・腱膜過形成が起こっているとされているが,科学的証拠が不十分で組織学的特徴に乏しい.そこで我々は,咀嚼筋腱腱膜過形成症患者の組織学的特徴を分子レベルで明確にすることを目的とした.その方法として,(1)免疫組織学的手法による分子の発現パターンの検討;免疫染色によるタンパク質発現解析(2)細胞のクローナリティー解析;1つの細胞が増殖しているのか(モノクローナルな増殖;腫瘍性増殖),または多数の細胞が増殖しているのか(ポリクローナルな増殖;反応性増殖)を行う.
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