研究課題
基盤研究(C)
麻酔薬の有用・有害作用に関し、受容体やチャネルと特異的に結合するという従来の機序から離れて最新の生体膜理論に立脚した新しい視点から、生体膜との機序的相互作用を再検証した。少なくともラフトモデル膜を用いた解析では、麻酔薬が選択的に作用する場として脂質ラフトが関与する可能性は低かった。しかし、麻酔薬は特異な脂質:コレステロールやアニオン性リン脂質から構成される生体膜と構造依存的に相互作用し、その作用強度は立体異性体間ですら識別し得た。これらの結果は、麻酔薬の機序としての生体膜相互作用を支持する。
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