研究分担者 |
佐々木 康成 神奈川県立病院機構, 神奈川県立こども医療福祉センター, 歯科科長 (70332848)
西口 美由季 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (10253676)
日高 聖 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (10389421)
山田 亜矢 東北大学, 歯学研究科, 助教 (40295085)
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研究概要 |
神経栄養因子NT-4を含む多くの増殖因子およびそのレセプターは,歯の発生過程において,エナメル芽細胞や象牙芽細胞の分化そして上皮間葉相互作用を制御する。糖脂質は,細胞膜を介して発揮される細胞の様々な生理作用に関与している。本研究では,糖脂質GM3およびLacCerが,発生中の歯胚において,エナメル芽細胞へと分化する上皮部分で強く発現していることを示した。いくつかの実験により,GM3およびLacCerは,NT-4によるAmbn遺伝子の発現のために重要であり,歯原性上皮細胞からエナメル芽細胞への分化に寄与することを示唆する結果を得た。
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